クスリのロゴ

良い薬・悪い薬情報から病院・医者までの総合サイト

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

薬剤師の働きかたとして4つの選択肢がある

薬剤師の仕事の基本

薬剤師の仕事は、医薬品を調剤するだけではなく、想像以上に幅広い職域があります。
そのなかでもとくに重要なことは、人とのコミュニケーションです。つまり、薬剤師は人とのコミュニケーションを避けて通れないのです。

患者、医師、看護師はもとより、同僚、上司、部下といった人間関係もあることでしょう。そこで、薬剤師の就職先のほとんどを占める、病院、保険薬局、ドラッグストア、製薬企業を取り上げ、たいと思います。

まずは、コミュニケーションする人間関係を自分の「内側の人」と「外側の人」に分けます。たとえば、上司や先輩は内側、患者は外側とします。
続いて、そのコミュニケーションする関係性は、小さいか大きいか、浅いか深いかを表現します。
おおよそどのような人たちと一緒に仕事をし、どのような人たちとかかわりあいながら社会人として過ごしていくかが見えてくると思います。実際にコミュニケーションを図るためには、別途努力が必要ですが、たくさんの人がかかわる医薬品業界では、さまざまな関係者を可視化する工夫が役立ちます。


薬剤師の働きかたは4つに大別される
薬剤師としての働きかたは大きく4つに分けられます。この4つの職種を比較するために、それぞれの業務内容を2つの軸を基準として比較します。
1つは、その仕事においてみずから主体的に働くのか、ほかの職種に対して従属的に働くのかという「従属的‐主体的」の軸です。
もう一方は、その仕事が多様性のある仕事なのか、画一性な仕事なのかという「画一性‐多様性」の軸です。次の人たちに実際にヒアリングをしてまとめました。

病院薬剤師
病院薬剤師は、病院の中での立場は医療チームの一員であり、医師や看護師との調整が重要です。また、人と違ったことを求められる仕事ではなく、決められたことの中でいかに精度を高めていくかが求められる仕事です。このようなことから、「従属的‐画一性」エリアに入ります。

保険薬局薬剤師
新人、ベテランは関係なく、患者と向き合い、疾患の治療のための服薬指導や薬歴管理を行ないます。患者も十人十色であり、その場の対応が求められます。そのため、1つひとつの指示に従うというよりも、目の前の患者のためにみずから主体的に動かなければなりません。
また、管理薬剤師となると、在庫管理や人材育成など、マネジメント能力も鍛えられるので、主体的‐ 多様性エリアとしました。

ドラッグストア
1日が「品出しで始まり、品出しで終わることもある」というように、取り扱う商品数が多く、物品販売業務に特化しています。
その一方、売上を上げるための売り場の演出や、たくさんの顧客を誘導するようなマーケティングは、店舗側か主体的に実施できる裁量があり、主体的‐画一性エリアに入ります。

製薬企業薬剤師
あまたの法律や規制の中、医薬品を研究・開発して製造販売することは、決められた枠の中で各社競争することとなります。MRであれば、法律や制度だけではなく、医師や薬剤師などの顧客に対しても(薬物治療のパートナーであるものの)従属的な関係であると思われます。
一方、マネジメントやマーケティング、教育や国際業務など、多様性のある業務なので、「従属的‐多様性」エリアに入ります。