クスリのロゴ

良い薬・悪い薬情報から病院・医者までの総合サイト

  • お問い合わせ

海藻で薄毛・抜け毛の予防にはならない!頭皮への血行促進が重要

海藻を食べても、抜け毛の予防にはならない

海藻をたくさん食べるとハゲにならないとよくいわれますが、いくら食べても毛が抜けていくペースを遅くする効果はほとんどありません。ましてや、新しい毛を生やせる力はありません

医学的には、頭髪は、頭髪下の毛母細胞が細胞分裂を繰り返して成長・角化、押し上げられて頭皮上に現れた毛髪の集合体です。発毛~脱毛には一定の周期があり、成長期を経て退行期に入ると毛母細胞の細胞分裂が徐々に少なくなるとともに、細胞が衰えて毛球も小さくなっていきます。

そして、毛母細胞の分裂が停止すると休止期に入り、毛髪の伸長も止まります。こうして成長期が短くなったり、休止期が長引いたりして薄毛・抜け毛が起きるのです。

男性に多いのが「AGA(男性型脱毛症)」で、強力な男性ホルモンによってヘアサイクルが狂わされ、成長期が短くなって起こります。これは毛根にある5α―リダクターゼが男性ホルモンのテストステロンと結合して、より強力なデヒドロテストステロンに変わり、額のM字拡大、頭頂部の薄毛が起きます。

更年期障害で女性ホルモンの分泌が減少した女性にも、同様の症状が見られることがあります。高齢に向かう女性の薄毛のほとんどは「びまん性脱毛症」で、頭皮や毛根部の老化でヘアサイクルの休止期の長期化と成長期の短縮が進行します。


改善の基本は、頭皮の血行促進と清潔
発毛障害、ヘアサイクル異常の原因は、栄養不足、頭皮の血行不良、ホルモンバランスの異常、頭皮の皮脂の過多あるいは欠如、角化異常による大量のフケ、遺伝、病気、薬による副作用、ストレスなどさまざまです。

薄毛・抜け毛が、病気や薬の副作用など、原因がはっきりしているもの以外の場合、改善の基本は栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠を規則的にとることです。

また、喫煙を控える、頭髪・頭皮を清潔に保つ、適度な運動と頭皮マッサージで全身および頭皮の血行をよくすることです。
ポイントは、頭皮の毛細血管の働きを活性化すること。毛細血管は栄養供給を担う育毛の要です。血行をうながす簡単な方法は「温めてマッサージ」

蒸しタオルやお湯に浸けて絞ったタオルを頭全体にあてて温め、指先やブラシで軽く叩いたり、両手で頭をつまむようにしたりして、頭皮をまんべんなく刺激します。

また、毛髪が成長しやすい環境づくりも大切です。そのためには頭皮を清潔に保つこと。洗髪前にブラッシングし、シャンプーは手のひらでよく泡立ててから、濡らした頭全体にまんべんなく、指の腹で頭皮をマッサージするように洗います。毛髪を洗うのではなく、頭皮を洗うのです。

頭髪のためになる食品は
海藻をいくら食べてもハゲの予防にはなりませんが、海藻類には髪の毛の栄養となる成分が多く含まれていますから、いま生えている毛髪の状態をよく保つには効果があります。

頭髪のためになる食品としては、海藻類の他には、脂質の少ないタンパク源と、ミネラル、ビタミンが豊富な緑黄色野菜、レバー、貝類などです。これらをバランスよくとりましょう。