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育毛剤としてハゲ対策に効果がある成分はミノキシジルだけ

育毛剤としてハゲ対策に効果がある成分はミノキシジルだけ

効く育毛剤はリアップだけ?ハゲるワケとその有効策
男性なら誰もが一度は考えたことのある、大きな悩みのひとつ。脱毛症がテーマであります。わりと深刻に悩んでいる人もいるでしょう、親父がハゲているから僕も…とまだ若いうちから心配している人もいるでしょう。

メカニズムを知れば、何をすべきかがわかります、わかれば打てる手もあるものです。

逆にきちんとした知識もなく、テレビや雑誌の言うがまま、なすがままだとお金だけ取られて取り返しのつかないところまで進行してしまう場合も少なくありません。

コンプレックスにつけこむ商売は、やり口がエグい業者も多く、モノがモノだけになかなか消費者庁などへも相談もできないということがあり、わりと悪徳業者がやりたい放題やっているという現状もあります。

そんな魔物達の食い物にならないためにも、薄毛と育毛剤に関する知識は大事なわけです。そこでまず、勇気を出して「そもそもどうして毛が抜ける?」というところから、ちょっと勉強しておきましょう。


「金髪にするとハゲる」はホント!
毛は成長、休止、脱毛というサイクルで、2~7年の成長期と何も起きない3週間の中間期を経て休止期に入り、休止期を迎えた毛は1~3カ月以内に脱毛します。

これにより髪の毛が無限に伸びていかないようになっているのですが、個人差があり、人によってはギネスブックに載っているような超ロングヘアまで成長する人もいるようです。

毎日100本抜けて100本育つというサイクルが普通なのですが、このヘアサイクルが乱れ、脱毛が育毛を上回り、生えてくる毛が軟毛(産毛)になってくると、男性型脱毛症がすでに始まっているといえます。

「猫っ毛はハゲる」とは昔から都市伝説のようにいわれていますが、毛の根元、特に前髪の生え際に、3~4センチ以上の細くて長い猫の毛のような毛が生えているということは、すでにヘアサイクルに乱れが生じ始めているといえるので、男性型脱毛症がすでに始まっている目安となります。もちろん、それらは専門医の診断があって初めて決まるわけです。

こうした脱毛症の原因はストレス性の疾患を除き、頭皮のダメージなどによるものと遺伝性のものに大別できます。
よく言われるのが、「金髪にするとハゲる」という話です。

金髪にする場合、日本人の髪の毛は非常に太く、芯まで色を抜くのは相当強い薬品を使わなければいけません。この薬品によるストレスで、毛の再生の速度が落ちることが知られており、特に金髪を続けた場合、遺伝性の脱毛症でなくても十数年のスパンでそのツケが回ってきます。

ただ、多くの場合、頭皮の衛生や生活面の改善でその進行を食い止めることが可能です。

市販の育毛剤としては、サイトプリンや塩化カルプロニウム、ケトコナゾールなどの成分を配合した育毛トニックなどが医薬部外品として売られています。

ただそれらは「育毛促進用」や「毛根の血流を」みたいな力強い宣伝をしていますが、その根拠となる研究は信頼性が微妙といわざるを得ないもので、「効果がない」とは言えないまでも、気休め程度に考えておいたほうが良いとされています。


次に最も多い、遺伝性の脱毛症です。
男性型脱毛症(AGA)といわれ、ストレスや頭皮のダメージなどの後天的なものではなく、遺伝的なものです。

医薬部外品の育毛トニックや衛生面や生活改善をするだけでは、薄毛の進行を遅らせる程度の効果しかなく食い止めることは難しいと言えます。

男性型脱毛症の原因は、頭皮の毛乳頭細胞内で男性ホルモンであるテストステロンが5アルファ還元酵素Ⅱ型によってジヒドロテストステロンに変化、このジヒドロテストステロンの刺激をうけた母毛細胞が細胞自殺(アポトーシス)することで起こるというのがわかってきました。

当然別の原因も考えられるのですが、このジヒドロテストステロンヘの変化を標的にした薬剤は、高い効果を上げており、現在最もメジャーな治療法として評価されています。



市販薬で効果が期待できる成分はミノキシジルだけ
正直なところ、市販の育毛剤に期待しても高い効果は望めません。
20代前半で猫っ毛が増え始めた…

という初期段階の人は安いシャンプーではなく、美容院などで使われる良いシャンプーを使い、ドライヤーでしっかり乾かし、そして育毛トニックをつけることで進行を遅らせることができるかもしれない、というくらいで考えてはっきりしているのは、多くの医者が市販薬では塗布剤のミノキシジルしか医学的に「効果がある」と認めていないということです。

ミノキシジルを含んだ薬剤は現状、大正製薬の「リアップ」だけです。なんだか大正製薬の回し者のようにとられかねないですが、続けます。

ミノキシジルの発毛作用は、もともと血圧の薬である降圧剤の臨床試験の過程で、副作用によって患者に多毛が発現したことから研究が進められ開発されたもの。

1980年に製薬会社のファイザー(当時はアップジョン)が外用発毛薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認させました。日本では大正製薬がリアップとして販売、全国の薬局で第1類医薬品(薬剤師が不在だと販売できない)として購入が可能です。現在はより効果の高い5%配合のものが7~8千円で売られています。