服用で注意することのポイントを紹介
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くすりの服用で注意することのポイントを紹介

それぞれの場面から服用で注意すること

服用で注意するポイントお年寄りの服薬で気をつけるべきこと
薬の副作用が起こりやすい
年をとるとともに、肝臓や腎臓で薬を処理する働きが低下するため、体内に薬が残りやすくなります。こうしたことが原因で、副作用が起こりやすくなります。

飲み合わせによる副作用が起こりやすいお年寄りは、いくつかの病気をもっている場合が多く、服用する薬の種類が多くなりがちです。

薬の服用期間が長い
慢性疾患にかかっていることが多く、したがって長期にわたって薬を服用しなければならない例が多いのです。
このようなことから、薬を服用するにあたって、とくにお年寄りの方に心がけていただきたい事項があります。

注意事項
①からだに異常を感じたらすぐに医師に相談してください。
②患者さん自身が、現在服用している薬の種類を知っておき、常時メモを持ち歩くことが大切です。初診時は、今まで服用している薬を医師か薬剤師にお知らせください。これには「お薬手帳」が最適です。かかりつけの病院や薬局で記入してもらってください)。
③薬が余るようなら、その理由を医師・薬剤師にご相談ください。薬は、正しく服用すれば高い効果をもたらしてくれます。じょうずに使って、健康で明るい老後を過ごしたいものです


即効性がある薬でも、次第に効かなくなる
薬を飲むと常にリスクをともなうということ当然なのですが、一方で、薬を飲み続けると、次第に薬が効かなくなることもあります。

難しい言葉でいうと「耐性」といいますが、体が賢くなって、異物である薬を解毒しやすくなったり排出しやすくなったり、あるいは抗生物質や抗がん剤などでは、細菌やがん細胞が賢くなって、薬にやられにくくなってしまうのです。

たとえば便秘を例にあげてみましょう。
実はこれ、多くの方がよくたどるシナリオです。
便秘そのものは病気とまではいえないかもしれません。しかしお腹がはったり、重たくなったりと、うっとうしく感じることもままあるでしょう。それで安易に便秘薬を飲んでしまうことになるのです。

最初は、便秘の薬(緩下剤)もよく効いて快適かもしれません。しかし、だんだんと薬の効きが悪くなってきます。そうすると薬を増やすことになり、再びすっきり感が戻ってくることもあるでしょう。しかし、そのうちまた薬の効きが悪くなってきます。

そうすると、さらに薬を増やさざるをえなくなります。そうこうしているうちに、いくら薬を増やしても効かないという事態に陥ってしまうのです。だから最初が肝心なのです。

そもそも便秘であることがまずいわけです。もっとも便秘そのものが悪いという意味ではありません。便秘になってしまう生活習慣が悪いということです。

つまり便秘は単なる結果です。原因は悪しき生活習慣なのです。
便秘そのものは、体からの警告なのです。悪しき生活習慣を直しなさいという、イエローカードなのです。そんなイエローカードを受けとったら、やるべきことは生活習慣の見直しであって、便秘薬を飲むことではないはずです。

しかし、愚かにもそのイエローカードを無視して、便秘の薬に飛びついてしまうと、先ほどのシナリオにはまってしまうのです。
しかも原因である生活習慣がいっこうに改善されないわけですから、未来永遠そのシナリオは続くことになります。

先ほどもいいましたが、便秘になっていることがまずいのです。それはふつうではないのです。薬を飲む云々の前に、まずは便秘になる生活習慣をあらためることを優先させなくてはいけないのです。

そもそも生まれつき便秘の人間なんていないわけですから、どこかでリズムが崩れたということなのです。必ず便秘になった原因があるはずです。生活のリズム、ストレス、食生活、運動不足……など、きっとどこかに不具合なところ、不自然なところがあるのです。

薬を飲み始める前に、まずはそのあたりを解決することが肝心です。そうすれば、便秘の薬を飲む必要はなくなるのです。


妊娠中に飲んではいけないくすり
妊娠中に飲んだ薬が胎児に思わぬ影響を与えることがあります。薬を使用する際は、まず医師や薬剤師に相談しましよう。多くの薬の説明書(添付文書)には、「妊娠中の投与に関する安全性は確立されていないので、妊娠または妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」と記載されています。ですから、妊娠中は薬を服用しないに越したことはありません

しかし、病状によってはやむを得ず服用しなければならない場合があります。逆に薬の服用を続けたほうがよい場合もあります。
妊娠中に気をつけるべき薬には、主に以下のようなものがあります。ただし、それらの薬でも必ず影響が出るわけではありません。医師は服用期間、用量、薬の種類などに細心の注意をはらって処方をします。必ず医師に指示された服用方法を守りましょう。

妊娠3週まで
母親の服用した薬が胎児に影響することはまずありません。妊娠に気づく前に服用した風邪薬なども、まず問題ないといわれています。しかし、代謝が遅く体内に残りやすい薬には注意が必要です。たとえば、風疹ワクチンや一部の抗リウマチ薬などがそうです。角化症治療薬であるエトレチナート(チガソン)は催奇形性の強い薬として有名です。
妊娠4~15週まで
胎児の中枢神経や臓器など、重要な部分が形成される時期です。注意すべき薬としてホルモン剤、血栓ができるのを防ぐ抗凝血薬、向精神薬、ビタミンAとD、高脂血症用薬などが挙げられます。

妊娠16週~分娩まで
胎児の発育抑制が問題になります。胎盤形成もこの時期に行なわれるため、胎盤を通過する薬にも注意が必要です。解熱鎮痛薬、抗生物質(とくにマクロライド系、テトラサイクリン系、サルフア剤、ニューキノロン系)、向精神薬、糖尿病用薬、高血圧治療薬などに注意が必要です。

近年、花粉症などのアレルギー疾患が増加していますが、抗アレルギー薬の中にも胎児に影響が出る可能性のあるものがあります。そのほか、下剤は気軽に服用しがちですが、子宮収縮を誘発して流早産の危険性を生じる場合があります。やむを得ず服用する際は、かならず医師、薬剤師の指示に従って服用することが大切です。

乳幼児にくすりを上手に与えるには
粉ぐすりの飲ませかた
少量の水で練ってスプーンや指で上あごや頬の内側につけてあげます。砂糖、粉末クリーム、ジャム、プリンなど子供が好きなものを混ぜて甘くしたり、アイスなど冷たいものは味覚が鈍くなり苦味を感じにくくさせます(下痢をしているときは避けてください)。

ただしミルクに溶かすとミルクの味が変わってミルク嫌いになったり、ジュースに溶かすと効き目が少なくなる薬もあります。また溶かすものによっては苦味が強くなるものもありますので注意してください。お薬を飲みやすくするために子供にも使いやすい「ペースト状のオブラート」(離乳食前は使えません)も市販されています。

水ぐすりの飲ませ方
1回分を全部1度に日の中に入れないで、少量ずつ飲ませてあげてください。スポイトや水ぐすり用のシリンジ(ベツクドウC)などを使うと便利です。飲み薬は授乳後では満腹で飲まないときがありますので、医師または薬剤師と相談して、空腹時や食前に飲ませても結構です。おくすりを嫌がる子供には「お薬飲んで早く治そうね」とやさしく話しかけながら飲ませてあげてください。上手に飲めたらほめてあげてください。

坐薬の使い方
奥に挿入してください。入れにくい場合は、包装のまま手で暖めて表面をやわらかくしたり、挿入する先端を水にぬらしたりしてすべりやすくします。