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休養より趣味などでストレス解消したほうが健康にいい

休養より趣味などでストレス解消したほうが健康にいい

心の冷えは、体の冷えにもつながります。心が冷えれば交感神経が優位になり、血管が収縮します。その状態が続けば慢性的な循環不全になり、体は次第に冷えてくるのです。

自分の感情が原因で体が冷えていることに気づく患者さんはほとんどいません。「寒い、冷たい、眠れない」と自分が置かれているつらい状況にしか目が向けられないのが普通ですし、体が冷えている原因が感情にあるとは思いもよらないことでしょう。

極端な副交感神経優位状態が続くとうつを呼び込む
心の不調は、さまざまなストレスが引き金となって起こります。そのひとつのうつは、働き盛りの中高年や更年期の女性に多く、また最近は高齢になってから発症する人も増えています。

うつは極端に副交感神経にスイッチが入ったままの状態です。人間はストレスを受けると交感神経が働きますが、過剰なほど強い緊張が続くと交感神経優位の状態を維持できなくなります。

すると、今度は極端な副交感神経優位の状態におちいり、セロトニンやドーパミンの作用不足で不安感や焦燥感が強くなったり、気分が落ち込んだりしてしまいます。
セロトニンは脳内の神経伝達物質で、不足すると精神が不安定になって睡眠にも悪影響をおよぼします。

さらに、血管弛緩状態がずっと続くことで、血流が滞ってしまいます。憂鬱、イライラ、なにをしても楽しくないなどの精神症状と、食欲不振や過食、倦怠感、頭痛や腰痛をはじめとする各所の痛みなどの身体症状も出てきます。それがまた新たなストレスとなり、出口の見えない悪循環になってしまいます。

趣味で人生の体感温度もアップ
過度のストレスで心のバランスを崩さないためにも、ストレスを感じた後はリラックスできる時間をとるように心がけましょう。一日の終わりにのんびりする時間をつくったり、ウォーキングなどで体を動かしたりするのもいいことです。もちろん、体を温めることは「心の冷え」も取り除くことになります。

イライラ、くよくよ、ムカムカは、交感神経を優位にして免疫力をダウンさせてしまいます。それらを流し去るためにも、ただボーッと休養だけで過ごすより、ストレスを解消し、リラックスできる時間をもてる趣味が有益です。

仕事とは関係のないなにかに夢中になれる趣味をもつことで、免疫力が高まり、人生の体感温度も上がります。また、心を冷やさないために、家族や他人との適度なコミュニケーションも心がけましよう。