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滋養強社と病気予防のためにビタミン剤をとろう

滋養強社と病気予防のためにビタミン剤をとろう
滋養強社と病気予防のためにビタミン剤をとろう
ビタミンやミネラルの不足は、代謝が円滑に進まなくなって、栄養が不足することにより、疲れやすくなったり、病気になりやすくなったりします。滋養強壮剤には、ビタミン剤、カルシウム剤、アミノ酸剤、生薬成分が配含されています。

滋養強壮に① ビタミン剤
毎日の食事から、たんぱく質、脂質、炭水化物をバランスよく摂取することは大切ですが、食事が不規則で十分な栄養素が摂取できない、肉体疲労時、病気のとき、妊娠時、授乳期、病み上がりなどの場合には、こうしたビタミンやミネラルなどの微量栄養素をより積極的に摂取する必要があります。

一般薬に配合されているビタミンは、A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸です。

ビタミン剤には単剤または2種類程度を配合した製剤と、複数のビタミンや生薬などを配合した製剤の総合(マルチ)ビタミン剤があります。総合ビタミン剤は、全体的にビタミンが不足したときに用います。

特定のビタミン剤は、ビタミン欠乏症と思われる症状が現れたときに用います。たとえば、夜盲症、目の乾燥にはビタミンA、歯茎からの出血、しみ、そばかすにはビタミンC、 くる病にはビタミンD、血行不良、手足の痺れの改善にはビタミンE、といった具合です。

いま自分にはどのビタミンが不足しているかを自己判断するのはなかなか難しいのですが、なんとなく気になる症状が現れたら、まず総合(マルチ)ビタミン剤を摂取してみるのがよいでしょう。


アルコールやカフェインも含まれている
なお、ビタミン剤には、天然のものと合成のものがありますが、その品質上の違いはさほどないとされています。

しかし、過剰な摂取はよくありません。脂溶性であるビタミンA、D、Eは体内に吸収されやすく、蓄積されやすい性質を持っています。

特に、ビタミンAとDには注意が必要です。ビタミンAの過剰症は食欲不振、嘔吐、乾燥、痒み、脱毛、骨や関節の痛みなどが主な症状です。慢性中の報告もありますから、無用な長期服用は避けなければなりません。

ビタミンDの過剰症では吐き気、食欲低下、多尿、腹痛、下痢、便秘のほか、精神神経症状として、イライラ感、不眠、頭痛などを起こすことがあります。

ビタミン類の1日所要量は、国が提唱する「第六次改定 日本人の栄養所要量―食事摂取基準」で公表されていますので、これを目安にするとよいでしょう。

ビタミン剤の剤形としては、錠剤、カプセル剤、散剤、ゼリーやドリンク剤などです。剤形によって吸収される速さも異なり、とりわけドリンク剤には各薬剤を溶かし込むために少量のアルコールが含有されています。極端な相互作用の恐れはありませんが、ふだん服用している薬剤がある場合には注意が必要です。

また、胸やけや疲れをとり、すきっとした効果を得るため、カフェインを含有していますので、カフェイン含有のコーヒーなどを摂取する際は注意しましょう。カフェインの過剰摂取によって、頭痛やイライラ感を催すことがあります。

繰り返しますが、ビタミン剤だけをとっていれば十分な栄養補給になっていると考えるのは大きな間違いです。ビタミン類は体内で補酵素として働き、少量で新陳代謝を助ける働きを担っているので、ふだんから規則正しい、バランスのとれた食事をし、それでも不足した分をビタミン剤で摂取するように心がけましょう。


滋養強壮に② カルシウム剤、マグネシウム剤、アミノ酸剤
カルシウムは、骨、歯の発育と維持に必要不可欠ですが、妊婦、授乳婦、高齢の女性、成長期の子どもでは特に積極的に摂取する必要があります。

カルシウム欠乏症は、精神的に不安定な状態になるばかりでなく、骨がもろくなる骨粗髪症が進行したり、歯がもろくなったり、筋肉の異常けいれん、こむら返りが起きたりします。

カルシウム製剤には、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、グリセロリン酸カルシウムなどが配合されています。

マグネシウムの摂取不足はあまり目立ちませんが、マグネシウムとカルシウムは表裏一体です。一般薬のマグネシウム製剤は、L― アスパラギン酸カリウム・マグネシウムを配合してあります。

これは神経組織の代謝にかかわったり、たんぱく質、ペプチドの合成成分としても大切な働きをするL―アスパラギン酸と、細胞機能の維持に必要なカリウム、マグネシウムの補給を目的としています。

アミノ酸は全部で20種類にも及びます。これらをすべて摂取し続けることはできないのですが、必須アミノ酸の重要性を理解して、バランスよく摂取することです。前述したL― アスパラギン酸もアミノ酸の一種で、大切な働きをしています。

このほか必須アミノ酸としては、生理活性物質の生成、新陳代謝、肝臓での解毒などに必要なJ_メチオニン、L― メチオニン、肝臓での解毒に必要な塩酸アルギニンなどがあります。

特にL_メチオニンは体内で合成できず、食べ物などから摂取しないとかならず不足するアミノ酸ですから重要です。塩化カルニチンは体内では脂肪酸の運搬などがその作用ですが、胃酸の分泌促進、消化管機能の充進などの作用を持っています。

しかし、医療用の塩化カルニチンは胃潰瘍のある人、膵炎の症状が悪化している人には使用できません。したがって、一般薬でも同様な注意が必要です。