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1日に必要なカロリーと栄養を日本は気にしすぎ

カロリー栄養学が病気を作る

戦後、小麦や脱脂粉乳などとともに日本に入って来たのが欧米の栄養学。食べ物ごとにグラム当たりのカロリーを出し、合計で何カロリーになるか計算して、1日に必要とするカロリーを摂ろうという考え方です。

今では、体重に応じてその人に必要なカロリーを割り出すようだけど、昔は一般的な成人は1日2400キロカロリー摂るように言われていました。しかもパランスよく栄養を摂るために、1日33品目を食べるようにと言われていたんです。

1日2400キロカロリーも摂取したら明らかに食べすぎだし、1日に33品目食べろだなんて、食糧自給率の低い日本では土台無理があります。それこそ、本気で食べようと思ったら大変なことになってしまう。真冬に真夏の作物を食べなければいけなくなるし、海を渡ってくるような、はるか遠い国で作られた食べ物を食べなければいけなくなってしまいます。あげくの果てに冷凍食品やインスタント食品まで食べることになってしまいます。

「身土不ニ」という言葉、が教えるように、からだと土地は分かつことはできません。自分が生まれ育った土地にできる作物、つまり地元で作られている食物を食べることが、からだに一番順応するんです。昔は、地元といえば三里四方。1里が4キロですから、12キロ四方ということになります。

真冬に真夏の野菜を食べ、日本に居ながらにして世界各国の食べ物を口にする。それを豊かと勘違いしてはいけない。自然の法則からはずれたことであり、自然の秩序を破っているとしか思えません。人間もまた自然の一部です。にもかかわらず、自然からかけ離れたことをしている。だから、体調が悪くなったり、病気になってしまうんです。

インスタント食品や冷凍食品もいろいろあるようだけど、あんなのは最新の機械が作った食べ物。不自然な食べ物には、保存料や酸化防止剤など添加物がたくさん使われているんです。それを忘れちゃいけない。不自然なものを食べて、健康になる道理がないんです。

だいたいカロリーを計算するなんてパカなことをやっているのは人間だけ。人間以外の生き物はこれが何カロリーで、朝は何カロリー食べたから、合計すると何カロリーになるなんて考えていやしません。昔の日本人はカロリー計算なんてしなかったし、アンデスの山奥に住んでいる人だって、そんなパカなことはしていない。

カロリー計算するよりも、一汁一菜で食べるほうがよっぽどわかりやすいし、健康にいいと声を大にして言いたいですね。 戦後の日本は、西洋のものは何でもいいと信じて疑わずに取り入れてきたけれど、日本には先人が残した食文化というものがあるんです。なぜこんなに病気の人が増えたのかを、じっくり考えてみてください。

そして、私たちはこれまで何の疑いも持たず、素直に取り入れてきた西洋の栄養学をいったん白紙に戻し御破算にすべきだと思います。


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